mmoral (ver.G)

 

 

 

上がった息を絡めとるキスを仕掛ける。

苦しそうに眉根を寄せるサマに、もっと虐めたい衝動。

呼吸も出来ないくらいに深く口付けて、逃げられない彼の欲望を思う侭に追い立てる。

「ン…っ」

止めて欲しいワケはないのに、拒むように力を込めた掌が僕を押し返して。

その指に指を絡めて自由を奪うと、やっと無駄な抗いをやめた。

 


思うサマ口内を蹂躙すると力の抜けていく肢体が、酷く卑猥だと思う。

「…そろそろ言う気になった?」

「……」

唇を離して問うと、気まずそうに顔を叛けて。

充血して、濡れた唇に。

泣きそうに潤んだ瞳に。

サディスティックな欲望が、駆り立てられる。

「御剣のコエで、聴かせてよ…」

耳元で低く囁くと、びくりと肩を震わせて。

「……言えるか、馬鹿者…」

「…言わないと、イかせてあげない」

「……ッ…」

 


公的にストイックで、当然の様にクリーンで。

当たり前に真面目で、ダーティーなイメージの欠片もないような。

そんなある弁護士と、ある検事の。

背徳的で、酷く淫らな。

そんな、セックスライフ。

インモラルな純愛。


 








自分で書いてて段々恥ずかしくなってきました(笑)。
中途半端だし、やまもおちも意味もないです。

某Eから始まるアーティストさまのGuiltyという歌からのインスピレーションでし
た…。
こんなインスピレーションって…(汗)。何だか色々と申し訳なさ満載です…。
なんか腹黒いし…ナルホドくん…。