不謹慎

暖かい日差しに、少し冷たい風。

懐かしい町並みは、少しも色褪せる事はなく。

派手なようで地味な一面を持つ表情は、相変わらずだ。

 


何を話そうなんて、色々考えたけれど。

そんなの必要ない事に気がついた。

どうでもいい様な事を延々喋るより、会えるだけで。

彼も、きっとわかってくれると思った。


いつもより随分地味な服を着て。

自分の大好きな牛乳と手紙。

皆から託された数々の物と想いを抱えて。

これから赴く場所には、愛しき人。





どうか、あの笑顔が見れますように。

そう、願うのは不謹慎かもしれないけど。

やっと、ボクも笑えるようになったから。

キミも、ボクに笑顔を見せて。

それだけで、いい。

 

 


アクマク前提のマックスさん(のつもり)です…。
何か別人ライクで申し訳ないですが。
強いのに脆い感じのマックスが大好きです(何)。
何だか微妙なかんじになりました。
ごめんなさい。